勤怠時間の把握ミスを防げる
勤怠管理でよくあるトラブルとしては、勤怠時間が把握できないことが挙げられます。原則として全ての従業員がいつ出勤していつ退勤したのかを、全て把握しなければなりません。もし、勤怠時間がわからなければ、正しい給与計算ができないなどの問題に繋がります。タイムレコーダーを導入すれば、そういったトラブルを防ぎやすくなります。職場の目立つ場所や、出退勤時に従業員が必ず通る場所にタイムレコーダーを設置し、時間を記録するよう習慣付けさせれば、勤怠時間の把握ミスは大幅に減るでしょう。
勤怠の管理がしやすくなる
タイムレコーダーの中には、紙のカードに打刻するタイプの他に、ネットワークに接続できるタイプもあります。そのようなタイムレコーダーは、勤怠管理がしやすいのがメリットです。タイムレコーダーから、勤怠管理用のパソコンにデータを自動で飛ばすようにすれば、そのままコピーして表ソフトなどで管理できるでしょう。データは給与計算ソフトに使えるなど、汎用性が高いため、勤怠管理に関連するあらゆる作業を効率化できるでしょう。
勤怠情報を改ざんされてしまうリスクがある
タイムレコーダーのデメリットとしては、勤怠の情報を改ざんされやすい点が挙げられます。カードを使用するタイプのタイムレコーダーは、カードさえあれば、従業員本人でなくても勤怠の打刻ができてしまいます。そのため、勤務時間を不正に長くして、給与を多く受け取るという問題に繋がりかねません。また、悪質な中間管理職が末端の従業員のカードを使い、サービス残業をさせるという問題も起こりやすいです。
タイムレコーダーは、備え付けのものやアプリ、クラウドサービスなど色々な形のものがあり、従業員の出勤や退勤の時間の管理や、給料計算、人事考課など様々なシーンに用いられるツールです。